(ふじわらのゆきなり)

書道の世界で、小野道風・藤原佐理と共に、三蹟の一人に数えられる能書家。
第66代一条天皇の信頼も篤く、まじめで有能な官吏であった。
行成の日記『権記』は、当時の宮廷を知る第一級の史料である。
45番の作者・謙徳公(藤原伊尹)の孫。50番の作者・藤原義孝の息子。

登場:『うた恋い。』3、『うた変。』1、2、『美ぬりえ』